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『黄金のローマ』
このブログで過去2作について書いてきた塩野七生著、「ルネサンス歴史絵巻三部作」。

そのラストを飾るのは『黄金のローマ』、サブタイトルは『法王庁殺人事件』です。
前の2作があくまで歴史的事実に基づいて、虫食いになっている部分を架空の主人公を使うと言う手法を用いて、作者の想像で補うというような体裁だったのですが、この『黄金のローマ』は、主人公達を除く登場人物こそ実在の人物ですが、出来事については架空色の強い歴史小説となっています。

無論、それゆえに作品として評価できないと言うことは決してありません。

何故なら、舞台となるローマやその近郊の描写が見事で、かつ架空の人物を使って実在の人物に話をさせるという手法にもますます磨きがかかっており、読んでいて興を削ぐ嘘っぽさというものが全くないからです。

そして、この作品では今までローマの遊女、スペインのスパイなどというように扱われていたオリンピアの正体が明かされます。

3作目ともなると、主人公達にある種の愛着のようなものが生まれるのですが、その愛着を裏切らない設定というものが彼女には用意されており、最後に訪れる結末をも含めて、見事にまとめられているのです。

この辺りは作者の経験と女性の感性が活きているといったところでしょうか。

塩野七生という作家を知らない人も、知っていてこの3部作を読んだことがない人も、だまされたと思って読んでみて下さい。

心に響くものが必ずあると思います。


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