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大河ドラマの名場面
最近、大河ドラマ「篤姫」の視聴率が好評で、先日も「桜田門外の変」で井伊大老が討たれるシーンなどは、なかなかの出来映えでした。

ただ、私が最も印象的だと思っているシーンは、『葵 徳川三代』の、津川雅彦演じる徳川家康が天に召される所です。

何と言っても主人公が逝く様は、大河ドラマの最重要の場面と言って差し支えないと思いますが、その中でも床につく家康の所望に応じて、一人立ち会っていた西田敏行演じる徳川秀忠が鼓を打つシーンは、この物語のみならず、大河史上屈指の名場面ではないかと思うのです。

鼓の強弱が、今でいう脈拍計のような役割を果たしていて、この悲しげな音色が止まったことで部屋の外にいる他の人々までが家康の死を悟るという演出は見事と言う他なく、沈み行く太陽によって赤暗く染め抜かれた室内の程よい明るさと合わせて、一代の英雄が後事を息子に託して畳の上で死ぬとはこういうものだという全ての要素を満たしているように感じられるのです。

この家康の最期を映像化しただけでも、『葵 徳川三代』が作られた意義があったのではないかとさえ思えます。

※「サムライな日々」内の『葵 徳川三代』 家康の死より
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「葵 徳川三代」 放送開始
このタイトルを新着か何かで見てクリックされた方は、相当な大河ドラマファンだと思いますが、時代劇専門チャンネルで今週の水曜日から「葵 徳川三代」の放送が始まりました。
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